ブルーロータス

blue lotus

古代の文明で、植物を神に捧げたものはブルーロータス以外ありません。古代ブルー・ロータスは、地中海全域で栽培され、輸出されるほど非常に重要な植物でした。

この花は紀元前550年にはギリシャで崇拝され、芸術的に様式化されて文化・文明そのものになりました。クレオパトラの時代には、ブルー・ロータスは女神イシスのグレコ・ローマ像の王冠に描かれていました。 私たちは、古典的なハドリアヌスのイシス像が持っている水差しには、ブルー・ロータス・サクラメント以外に何も入っていないと信じられています。

紀元前500年頃から、マヤ人もまたブルー・ロータスを儀式に使用していたことを示す作品を描いていたことがわかっています。ギリシアからローマへとブルーロータスの使用は広がり、ローマ帝国の終わりには、ブルーロータスは遠くインドやブリタニアにまで出荷されていました。

また、紀元前1150年のトリノ・パピルスには官能的なシーンが表現されています。このシーンの女性は全員、頭の上に蓮の花をかぶっていますが、これはおそらく彼女たちの覚醒の力を表現していると信じられています。ブルーロータスに含まれるアルカロイドが勃起不全の治療に使用できることが現在知られています。トリノ・パピルスに示されているような場面は、エジプト人がブルーロータス摂取の臨床効果を知っており、性行為の補助として使用していたことを示していると考えられています。

オーガニックブルーロータスドライフラワーインセンス30g ¥3800