アブサンスプーンは1800年後半から1900年初頭、主にフランスなどで人気が増大し専用の器具になりました。シャベル部分の穴や溝を伝って角砂糖を溶かしアブサンの苦みをまろやかにする道具です。1889年、エッフェル塔開業式典パーティーでエッフェル塔を象ったアブサンスプーンを記念品として出席者に配られました。アブサンスプーンのデザインは数百種類に及びます。
アブサンスプーン
ニガヨモギ(Artemisia absinthium)のエッセンスをメインにして作られたアルコール度数の高い緑の飲み物です。アブサンは非常に苦いためアブサンスプーンを使い角砂糖を溶かして飲む伝統的な儀式があります。